【奈良の七夕】 園児が願い 「くるまにひかれませんように」「まちがあんぜんになりますように」
2017年07月7日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
「交通死亡事故ゼロ」を願う制服を着た園児の「キッズポリス」
奈良県警西和署の玄関前では、西大和保育園(河合町、松本喜久子園長)の園児が、笹に短冊の飾り付けを行った。
園児や署を訪れる人に交通安全意識を高めてもらおうと同署が企画した。5日、21人の園児が警察官の制服を着用して「キッズポリス」となり、「まちがあんぜんになりますように」「くるまにひかれませんように」などと書いた短冊を笹飾りに結びつけた。
奈良県内で今年、交通事故で死亡した人の数は、前年同期を5人上回る26人。同署管内では「交通死亡事故ゼロ365日間」を目指した取り組みを進めており、笹飾りは1週間、玄関に飾るという。
短冊を飾りつけた勝間健くん(5)は「事故に遭わないよう、ちゃんと道路では右左を確認したい」と話していた。