糖尿病予防フォーラム10月8日開催 デューク更家さんのレッスンも
糖尿病予防のための健康ウオーキングのレッスンやパネルディスカッションを行う「糖尿病予防促進啓発フォーラム」が10月8日午後1時半から、奈良市のならまちセンターで開かれる。
予防と治療促進に結びつけようと、県と県立医科大が共催。県は昨年度、同大学と共同で糖尿病診療実態調査を初めて実施。推定10万3500人とされる県内の糖尿病患者のうち、約3万9千人のデータを協力医療機関から集めて調べた結果、透析導入リスクが高い患者は推定で6500人超と判明したという。
講演ではこうした結果を踏まえ、症状の進行を食い止める有効な方法や、日常生活における糖尿病との向き合い方などを専門医らが紹介。ウオーキングトレーナーのデューク更家さんによる実践レッスンのほか、県内の病院に勤務する糖尿病の専門医が「糖尿病といかに付き合うか」と題しパネルディスカッションを行う。
参加ははがきに住所、氏名、連絡先を記入し10月1日までに、〒630―8501奈良市登大路町30 県地域医療連携課へ申し込む。FAX(0742・22・2725)やメール(iryourenkei@office.pref.nara.lg.jp)でも可能。問い合わせは県地域医療連携課(電0742・27・8645)。
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