【奈良マラソン】 1万7000人が大和路駆ける 8回目の開催
2017年12月12日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良市のならでんフィールド(鴻ノ池陸上競技場)を発着点とする「奈良マラソン2017」(同実行委員会主催)が開催され、全国から集まった約1万7千人の市民ランナーが冬の大和路を駆け抜けた。
8回目となる今年は9日に3㌔ジョギング、10日に10㌔とフルマラソンが行われ、フルマラソンは荒井正吾知事の号砲を合図に一斉にスタート。ランナーたちはアップダウンが激しいコースに苦戦しつつも、完走を目指して懸命に走った。
フルマラソンを2時間46分24秒で完走した香芝市の清原啓志さん(34)=TEAM奈良=は「後半の登り坂でペースを落としてしまったが、応援に来てくれた妻や息子たちのことを考えながら何とか完走しようと走った。来年も挑戦したい」と話していた。
フルマラソン男子の部では、初出場した神奈川県秦野市の原由幸さん(22)‖星槎道都大‖が2時間23分53秒で初優勝。女子の部ではフルマラソン初挑戦となった三宅町の武津さなえさん(21)‖同志社女子大‖が2時間46分59秒で制した。