【バンビシャス通信】 16位でシーズン終了 来季こそB1へジャンプ!
2018年05月11日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
「正直、心が折れそうなときもありましたが、皆さんの声援が後押しとなり、ここまで戦うことができました」
4月日のホームゲーム最終戦後、キャプテンの小松秀平(32)がブースターに向かって発したこの言葉が今シーズンを物語っている。
シーズン中盤までなかなか勝ち星をあげることができなかった。ジェリコ・パブリセビッチ氏に代わって就任した選手を兼ねる石橋晴行ヘッドコーチ(44)体制でなんとか立て直して12勝14敗。最終のアウェーゲームは3連勝し、シーズンを締めくくった。
全60試合、シーズンを通しての成績は19勝41敗で、西地区の6位。B2リーグ18チーム中16位でシーズンを終えた。
今季のホームゲームの入場客数は平均1007人。成績だけでなく、集客にもクラブとしての力をつけていかなければならないことを痛感したシーズンにもなった。
創設5年目の節目のシーズン。Bリーグの方針でもある育成年代の指導強化として、4月からU15(15歳以下)が週3回の練習を始め、本格的にスタートした。奈良県内の子供がBリーグ選手や世界で活躍する選手に育つよう取り組んでいく。
シーズンオフには選手の契約更新が発表される。まだまだ、目が離せない。 (バンビシャス広報 和田真智子)