【県立高校再編】高円の新校名 「芸術」から「高円芸術」へ
2018年08月12日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
県立高校の再編計画について県教育委員会は臨時会合を開き、高円(奈良市)の新校名を「芸術」(仮称)から「高円芸術」(同)に変更する案を可決した。また、同校を含む統廃合予定校では、在校生が入学時の校名のまま卒業できるよう、新校へ学籍異動させる方針を改めることも決定。これにより、各校の閉校時期が従来計画より1~3年遅くなる。
県教委によると、高円は校名変更後も普通科が存続するが、「芸術科の単科校と勘違いされる」との意見が学校関係者から相次ぎ、新校名の変更を決めたという。
また、統廃合される学校の中で、新入生の募集停止後に在校生を新校の学籍に異動させる予定だった平城(奈良市)や大淀(大淀町)など8校は、校長へのヒアリング結果などを踏まえ、最後の在校生の卒業まで新旧校名を併存させるよう、計画を見直した。
これらの変更を反映した県立高校設置条例改正案は、9月日開会の県議会9月定例会に提出される予定となっている。