【県立高校再編】新設の国際高校、検討協議会開催 募集は240人程度
2018年11月14日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
県教委は13日、県立高校の再編によって新設される国際高校の第1回検討協議会を開き、英語重視の教育内容や募集人員などの案を示した。
県立高校再編計画では、奈良市内の平城、西の京、登美ケ丘の3校を閉校し、国際と県立大学付属の2校を新設する。国際は平成32年4月、併設する中学は35年4月に開校する予定となっている。
この日の協議会では、国際の募集人員を240人程度とし、海外の大学進学を目指すコースでは複数教科の授業を英語で実施するなどの案が示された。世界の大学入学資格が得られる教育プログラム「国際バカロレア」認定については、41年度からの実施を目指す。
特色選抜の試験については、口頭での質疑応答など英語力を重視した内容を検討しているという。入学を希望する生徒・保護者向けの説明会は、来年2月から開く。