「依水園」の紅葉が見頃 今月初旬まで
2018年12月1日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良市の名勝・依水園で紅葉が見頃を迎え、赤や黄色に色づいたカエデやイロハモミジなどが来園者を楽しませている。
依水園は江戸時代に造られた「前園」と、若草山を借景とした明治時代の「後園」からなる大庭園。園内では計約100本のカエデやモミジの紅葉が見られるほか、ナンテンが赤い実を付け、庭園を彩っている。
兵庫県明石市から訪れた尾西美知子さんは「癒やされながら、ゆったり堪能できました。水やガラス戸に映ったモミジもきれいですね」と話していた。同園は「色づいた木々と他の木々とのコントラストを楽しんでほしい」としている。
見頃は今月初旬まで。開園時間は午前9時半~午後4時半。入園料は寧楽美術館の入館料を含めて一般900円、大学生810円、中高生500円、小学生300円。問い合わせは同園(0742・25・0781)。