「早く閉まる」と言わせない 再び「もいちど夜市」開催 小西さくら通りでも
「夜が早い」という奈良のイメージを覆えそうと、午後7時以降も商店街で買い物や食べ歩きを楽しんでもらうイベント「もいちど夜市・こにし夜市」が19、20の両日、近鉄奈良駅近くの奈良もちいどのセンター街と小西さくら通り商店街で開かれる。「この2日間は『早く閉まる』と言わせない」をコンセプトに、おいしくにぎやかに奈良の夜を盛り上げる。
夜の奈良の活性化策として、奈良もちいどのセンター街の店主らが昨年9月に初開催した「もいちど夜市」の第2弾。大盛況だったことから規模を拡大し、同センター街の北側にある小西さくら通り商店街と合同で開催することになった。
もいちど夜市では、南北約250㍍のアーケード内に飲食や雑貨など計40店が出店。こにし夜市でも、南北約200㍍の商店街内で26店が屋台などを並べる。
今回は新企画として、奈良、滋賀、和歌山3県で醸造されたクラフトビールが集結。初日の19日は、妖怪にふんしたコスプレイヤーが会場内に出没し、来場者を楽しませる。夜市の実行委員長を務める魚谷和良さんは「今後はもっと短いスパンで開催したい。夜の商店街の活性化につながってくれたら」と話している。
夜市は両日とも午後7~10時。問い合わせは奈良もちいどのセンター街協同組合(0742・22・2164)。