郡山城でプロジェクションマッピング 大和郡山市が奈良高専、阪南大と協定
2019年06月6日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
大和郡山市は、国立奈良工業高等専門学校(同市)、阪南大(大阪府松原市)の両校と連携協定を結んだ。市は12月に郡山城跡(大和郡山市城内町)でプロジェクションマッピングを実施する予定で、映像制作で学生らの協力を得る。
阪南大はこれまで、県外5市町村でプロジェクションマッピングを手がけた実績がある。映像は阪南大経営情報学科の学生ら約10人と奈良高専情報工学科の3、4年生7人が制作。大和郡山の歴史や特産品の金魚をテーマにするほか、豊臣政権期の天守閣を再現し、天守台と本丸の石垣東側をスクリーンにして投影する。音楽はオリジナルや著作権フリーの曲を活用し、作品は10分ほどになる予定。
上田清市長は「郡山城の新たなビューポイントになる。第1回を成功させて定期イベント化したい」と意気込んだ。
プロジェクションマッピングの投影イベントは、12月21日午後5時半から開かれる予定。