終戦の日、護国神社で戦没者を追悼
2019年08月16日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
「終戦の日」の15日、奈良市古市町の県護国神社で戦没者追悼式が行われ、参列した遺族や関係者らが祈りをささげた。
追悼式では、斎主による祭詞、祭主による祭文の奏上の後、参列者らが県出身の戦没者2万9243人に黙禱。「ふるさと」と「同期の桜」の合唱などに続いて、玉串がささげられ、戦没者をしのんだ。
この日は台風10号の影響で、戦没者慰霊塔前での拝礼は拝殿内で行われた。葛城市から訪れた男性(77)は「私も父を亡くしている。英霊を祭るのは遺族の義務」と話していた。