「日本酒の日」 28蔵元が銘酒振る舞う
2019年10月2日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
日本酒造組合中央会が「日本酒の日」と定める1日、「全国一斉 日本酒で乾杯!」と銘打ったイベントが各地で開かれ、近鉄奈良駅(奈良市)前の行基広場では、県内の蔵元28社が自慢の銘酒を来場者に振る舞った。
日本酒で乾杯する習慣を広めようと、全国の都道府県酒造組合が各地で実施。清酒発祥の地とされる奈良でも、外国人観光客にも日本酒の魅力を知ってもらおうと毎年開催している。
この日は鏡開きに続いて日本酒が配られ、来場者は「乾杯!」のかけ声とともに奈良の地酒を堪能。その後も、「豊祝」(奈良豊澤酒造)や「春鹿」(今西清兵衛商店)などが振る舞われ、飲み比べを楽しむ人の姿も見られた。
奈良市の女子大生(20)は「どれも飲みやすくておいしい。日本酒で乾杯がもっとはやればいいのに」と話していた。