【台風19号】奈良県と奈良市、被災地に先遣隊の職員を派遣
2019年10月16日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良県は15日、台風19号で被災した茨城県に防災統括室の職員2人を先遣隊として派遣した。関西広域連合が6つの県を分担して支援するもので、現地の被災状況やニーズを把握し、今後の支援内容を検討する。奈良市も同日、長野市に危機管理課の職員2人を派遣した。いずれも19日まで。
先遣隊の調査内容は、被災状況に加え、物資の確保状況▽避難所設置・運営状況▽ボランティア受け入れ態勢―などで、それらの情報をもとに支援内容や住民からのボランティア募集などを検討する。
奈良市は午前9時に出発式を行い、仲川げん市長が「現場の状況を把握するため、安全第一で行ってきてください」と激励。県は午後1時に職員が県庁を出発した。