NAFIC3期生 卒業記念にフルコース提供
2020年03月2日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
3月に卒業を控えた「県立なら食と農の魅力創造国際大学校(NAFIC)」(桜井市)の3期生が、2日間限定のレストラン「ラ・パスレル」を校内にオープンした。2年間の学びの集大成となるフランス料理のフルコースを調理し、在校生らに振る舞った。
同校は平成28年に開校。食の担い手を育成する「フードクリエイティブ学科」と、農業経営の実践的な技術を学ぶ「アグリマネジ
2月26、27の両日とも、ランチとディナーをそれぞれ2時間にわたって提供。13人の在校生や家族、友人だけでなく、県の公募に申し込んだ一般客もその味に舌鼓を打った。魚料理の「スズキのパイ包み焼き、ソースショロン」を提供するにあたり、サービス担当の生徒はテーブルの前で切り分けるパフォーマンスを披露した。
兵庫県加古川市出身の梅崎綾音さん(20は「大和地鶏を使ったゼリー寄せや柿の葉寿司に着想を得た前菜は、奈良らしさが存分に表れていると思う。将来は自分の店を持ち、県産食材を存分に使って奈良をアピールしたい」と話していた。