奈良信金、検温器など寄贈 大和郡山市
2020年10月23日 奈良県伊賀地区専売会 ニュース&トピックス
奈良信用金庫(大和郡山市)は21日、地域貢献の一環として、大和郡山市にAI(人工知能)による顔認証機能を搭載したスタンド型の検温器と自動消毒液噴霧器を各2台ずつ寄贈した。
検温器は、体温を0・2秒で測定。37・5度以上あればアラームが鳴り、マスク未着用の場合は「マスクをつけてください」と着用を促す音声も流れる。システムを変更すれば、顔認証による出退勤の管理などにも活用できるという。
また、噴霧器は、手を上にかざすだけで消毒液が出る最新式。市によると、やまと郡山城ホールや三の丸会館に設置予定という。
同信金の田村好美理事長は「市民の安心安全のためにぜひ役立ててもらいたい」とし、上田清市長は「新型コロナウイルス収束後には、本人確認などさまざまな活用にも期待できる」と話した。

検温器などを寄贈した奈良信金の田村好美理事長(右)と上田清市長