新春わかくさ能1月11日開催、女流能楽師が競演
2020年12月26日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良発祥とされる能楽を堪能してもらう恒例の「新春わかくさ能」が1月11日、奈良市の奈良春日野国際フォーラム甍~I・RA・KA~で開催される。今回は女流能楽師が競演する。
新春わかくさ能は県の主催、NPО法人・奈良能の企画で続けられてきたが、今回からは奈良能の主催で行われることになった。
当日は午後2時半の開演。独吟は喜多流の「飛鳥川」で大島衣恵さん、仕舞は観世流の「野守」で山下あさのさん、能は宝生流の「三山」で石黒実都さんとなっており、女性能楽師が競演する。新型コロナウイルス感染防止のためマスク着用、検温、消毒への協力を呼びかけている。
Aエリア5500円、Bエリア4500円。チケットは奈良能(0742・24・5171)や甍、県文化会館で販売。