季節感あふれる生け花楽しんで 奈良で華道展覧会 12日まで
2015年10月10日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
県内の生け花作家らの作品を一堂に展示する「第65回県華道展覧会」が9日、奈良市の県文化会館で始まった。開催中の県大芸術祭のイベントの一つで、12日までの会期中、29流派から202点が出展される。
県華道会(松村翠英理事長)が主催。赤く色づいたカエデを使った季節感あふれた作品や、鮮やかなバラで彩られたものなど、さまざまな作品が展示され、来場者の目を楽しませていた。
松村理事長は「近ごろは日本固有の植物だけでなく、和洋折衷の作品も多い。自由な視点で楽しんでほしい」と話した。
平群町から来た塩野光代さん(67)は「どの作品も個性があってきれいで、とても手間がかかっているのが伝わってくる」と話していた。
開場は午前9時半~午後5時。入場無料。
【関連記事】
日本の保育かくあるべし 奈良の園児が「神話」テーマにお遊戯会
(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)