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地車10台を民俗文化財に指定 橿原市


 橿原市教委は十市町、今井町、小綱町の市内3地区の地車計10基を、市文化財審議会の答申を受け、市の有形民俗文化財に指定した。いずれも江戸時代からの祭礼文化を知る貴重な資料。地車の有形民俗文化財への指定は、大阪府や兵庫県などに例はあるが、県内では初めて。2月22日付。
 地車は祇園祭(京都市)

全国的に珍しい船型の十市町・中殿垣内地車(橿原市教委提供)

の山鉾を原型に全国各地に広まった「山・鉾・屋台」のうち西日本で発展した囃し屋台の一種。堺型、住吉型、船型に大別され、橿原市は、大阪南部を中心とした堺型・住吉型の地車文化圏の東限にあたる。
 10台は祭礼文化を伝える優れた彫刻作品といえ、うち7台が十市町の地車。江戸時代末期~明治時代中期の製作で、高さは3㍍台。町自治会が管理する。
 7台のうち中殿垣内地車は、全国的にも数少ない船型の形状で、「波濤の船首」をイメージしている。入母屋造りの建物や飛龍など他にはみられない豊かな意匠を持つ。
 町では毎年10月に地車祭りが開かれ、7台は十市御縣坐神社に宮入りする。勇壮で華やかな祭りは県内でよく知られている。
 一方、今井町の地車は2台で、明治時代と大正時代の製作。町自治会が所有し、高さは3㍍台。商業で発展した今井町は歴史的に堺との交流が深く、その関係を示す物証といえるという。
 また、小綱町の地車は1台で、江戸時代後期~明治時代初期の製作。町自治会が所有し、10月の入鹿神社秋季大祭で宮入りする。

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