奈良市で接種券郵送始まる 75歳以上の高齢者対象
2021年04月15日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良市は14日、75歳以上の後期高齢者を対象に新型コロナウイルスのワクチン接種券約3万通を市保健所から発送した。15日にも追加で約3万2千通を発送予定。一般の後期高齢者への接種は5月10日ごろから始まる予定となっている。
同市では、今月12日から高齢者施設の入所者と従事者らにワクチンの優先接種を開始している。
一般の高齢者への接種は、西部公民館と商業施設ミ・ナーラ、ホテル日航奈良の計3カ所での集団接種のほか、医療施設での個別接種も組み合わせて実施する。
65歳以上75歳未満の高齢者への接種券は5月6、7日に発送する見込みで、5月下旬からの接種を予定している。
市は6月末までに、歳以上のワクチンを全員分確保できる見通しとしている。同市の担当者は「ワクチンは(発症予防の)効果が期待できるとされる。できるだけ接種してほしい」としている。