【バンビシャス通信】5年後にBリーグの大改革
プロバスケットボール「Bリーグ」のチェアマン、島田慎二氏が今月8日に来県し、バンビシャス奈良が練習場としている大和郡山市の体育館を訪問しました。面会したチームの選手やフロントスタッフらは、2026(令和8)年シーズンからの눌リーグの将来構想について説明を受けました。
将来構想では、クラブの経営力向上を通じて、「バスケで日本を元気に」することを目指します。
トップリーグ(現在のB1に相当)への参入には3つの条件が課せられるようになります。それは売上高12億円以上、入場者数平均4千人以上、VIPルームの設置など新設アリーナ基準を充足した「魅せるアリーナ」の確保です。
参入審査は24年10月に予定されています。
単年度の戦績によってトップリーグから降格させられることはなく、いわばファンの皆さんからの応援こそが底力になるといえます。
バンビシャス奈良の課題として島田氏は「現在はコロナ禍ではありますが、アフターコロナ(感染収束後)を見据え、入場者数を増やしていくことがまずは重要」と話しています。
将来構想について、チームの加藤真治社長は「これをチャンスととらえ、地域を巻き込んで、トップリーグ参入へ向けて取り組んでいきたい」と意欲を示しています。
(バンビシャス奈良広報 和田真智子)