【ガムシャラ バンビシャス】「粘り強さを見せて勝つ」、ホーム開幕戦向け一丸
レギュラーシーズンが開幕。アウェーの島根戦は、悔しい連敗となった。島根のスクーティー・ランダルに初日39点、2日目も22点と計61点を許すなど相手の強烈な外国籍選手を止められなかった。
10、11日にホームで戦う大阪にも、昨シーズン優勝の浜松から移籍したオルー・アシャオル(得点平均14・94/最高得点32)が在籍する。
「アシャオルには、プレッシャーをかけてドリブルをつかせる。シュート力のある日本人選手には体を張ってコンタクトし泥臭く戦う」と話す衛藤晃平ヘッドコーチ(HC)はディフェンスの重要性を強調する。
またオフェンス面について、島根戦で各選手の能力が十分発揮できなかったことを受け、この後の練習会場では、衛藤HCが選手に対し、「それぞれが役割を果たすことに立ち返らなくてはならない」と激しい口調で指導する場面もあった。
ただ島根戦では、開幕直前に合流したウェスレイ・ウィザースプーンがマルチな活躍を見せた。安定したボールコントロールで果敢に攻め、相手のファウルを誘い、フリースローを獲得して確実にリングに沈めた。また、プロ11年目の寺下太基の存在感も光った。リバウンド数(14本)は外国籍選手を抜き、チームトップだ。
キャプテンの本多純平は「粘り強いバンビシャスを見せる。今は勝つことだけを考えている」とホーム戦にかける意気込みを語った。
【次の試合】
大阪戦=10日午後6時、11日午後2時▽会場=橿原公苑第1体育館
ホーム開幕戦は「倭&魂源堂太鼓道場プレゼンツ」で、10日午後5時、11日同1時から、明日香村を拠点に世界で活動する和太鼓グループ「倭-Yamato」によるオープニングパフォーマンスがある。詳細はバンビシャスのホームページ(http://bambitious.jp/)で。
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