香芝市や大和高田市、広陵町でも 飲食店に午後8時まで
2021年05月1日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
新型コロナウイルス対策で県がまとめた「緊急対処措置」を受け、県内の自治体で飲食店に対し、営業時間短縮の要請をする動きが広がっている。30日は新たに香芝市、大和高田市、広陵町でも時短要請を行うことが分かった。
香芝市と広陵町は5月1~11日、大和高田市は同2~11日で、いずれも午後8時までの時短営業を要請する。
香芝市は、県の上乗せ分をあわせて、1日あたり2万円の協力金を支給予定。広陵町も県の上乗せ分をあわせて、1日あたり2万~6万円の協力金を支給する。香芝市の担当者は「他市と足並みをそろえなければ、人が流れてくる可能性もある」と説明。「市の財源は限られている。当初予定していた他の事業に影響が出る可能性もゼロではないだろう」と話した。
大和高田市も県の上乗せ分をあわせて、1日あたり2万~6万円の協力金を支給する。担当者は「急な話だったので、準備などに時間がかかり、2日からになった」と説明した。