県内産スギふんだんに 桜井市新庁舎
2021年08月25日 産経新聞奈良支局 最新ニュース

新本庁舎4階に設けられた市議会議場=桜井市
桜井市は、9月21日に開庁予定の桜井市役所新本庁舎(4階建て)の内部を報道関係者に公開した。エントランスホールや市議会議場などに県内産のスギをふんだんに使っているのが特長だ。
エントランスホールのある1階には、市民課や税務課、高齢福祉課など市民生活と関係が深い部門が入居し、3階に市長室、4階には市議会が入る。免震構造で、3日間連続運転可能な非常用発電機も備え、大規模災害時の対策拠点にもなる。
新本庁舎は現本庁舎が老朽化したことから昨年1月から約35億円をかけ、現本庁舎西側で建設が進められ、6月に完成した。延床面積は現本庁舎の約1・5倍の約7800平方㍍。