クラウドファンディングで花火大会 生駒市が寄付募る
2021年09月3日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
生駒市は市制50周年を記念した花火を、10月末~11月上旬のいずれか一日に打ち上げる。費用の一部を調達するためインターネットを通じて広く寄付を募るクラウドファンディング(CF)を実施。担当者は「コロナの影響で大勢が集まるイベントが開催できない中、多くの市民が生駒への思いを共有する時間をつくりたい」と話している。
花火は市内3カ所で計700発打ち上げる。実施日時は10月1日に生駒市のホームページに掲載する予定。新型コロナウイルス対策で観覧場所は設けない。
市は事業費575万円のうち100万円をCFでまかなう計画。自治体がプロジェクトオーナーとなって立ち上げる「ガバメントクラウドファンディング」を通じ10月22日まで寄付を受け付ける。このほか、企業や団体からの寄付で200万円をまかない、残りを公費で負担する計画を立てている。