東京五輪アーチェリーの古川、山内両選手 生駒市から市民功労表彰
2021年09月6日 産経新聞奈良支局 最新ニュース

市民功労の表彰状を贈られた古川高晴選手(左)と山内梓選手=生駒市
東京五輪アーチェリーの男子個人と団体で銅メダルに輝いた古川高晴選手と、同女子個人など3種目に出場し健闘した山内梓選手が生駒市役所を訪れ、小紫雅史市長に成績を報告した。同市は2人に市民功労表彰を授与した。
2人は近畿大の職員で、同市には同大体育会洋弓部の練習場がある。古川選手は、「予選ではフォームを崩してしまった。本番では修正できたが、もっと上を目指せた。3年後は金メダルを目指してがんばりたい」と意気込みを話した。
山内選手も予選では調子が出ず、監督やコーチにフォームの動画を送り指導を受けていたといい、「メダルを獲得できず悔しい思いが残ったが、(次の)パリ大会を目指して努力したい」と笑顔を見せた。
小紫市長は「2人の活躍が市民らを力づけてくれた。(生駒市で)練習してくれていることは誇らしい」と述べた。