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余った食品役立てて 天理市で「フードドライブ」


市民らから寄せられた食品や調味料=天理市役所


 天理市は家庭で余っている食料品などを地域の施設や団体に寄付する「フードドライブ」を実施した。計3日間受け付けたところ、米やレトルト食品など約425㌔が集まった。市内の「こども食堂」で活用してもらうため、運営する8団体に提供したという。
 天理大社会福祉専攻の学生たちも企画段階から協力。今月4、5日に天理市役所、7日に同市の天理駅南団体待合所で受け付けた。
 学生らは、事前に新型コロナウイルス下で活動を続ける「こども食堂」の運営団体に対し、活動の現状や希望する食品についてヒアリングを実施。その結果、弁当を配食している団体が多く、「調味料が不足している」という声があったという。
 当日受付場所となった市役所1階の会議室には、水や乾麵、醬油やみりん、菓子など常温保存でき、賞味期限が1カ月以上残っている食品が、市職員や市民から寄せられた。
 同市田町の荒木孝子さんは、「母と2人暮らしのため、食べきれないいただき物を持ってきた。成長期の子供たちのお腹を満たしてもらえたら」と話し、米や調味料の詰め合わせなどを学生に手渡した。
 5日に受付を担当した天理大3回生の太田真人さんは、「地域福祉を学ぶ授業の一環として参加したが、多くの人が善意を持って食品を持ち寄ってくれた。人のやさしさに触れた気がした」と話した。
 市は「さまざまな立場、年代の方の気持ちが大学生を経由して、こども食堂へとつながった。天理らしい多世代による支え合いの取り組みとなった」としている。
 フードドライブは、食品ロスの削減と困窮者支援を目的に米国で始まったとされる。日本でも近年、企業や団体を中心に活動の輪が広がっている。

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