大神神社で大杉玉掛け替え
2021年11月16日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
酒造りの神様として知られる桜井市の大神神社の拝殿につるされた大杉玉が、新しいものに掛け替えられた。
大杉玉は直径約1・5㍍、重さ約200㌔。竹籠に、ご神体・三輪山の杉の葉を差し込んでつくった。
掛け替えは毎年11月に行われている。職員がジャッキやワイヤを使って拝殿天井の古い大杉玉を下ろして新しいものを設置。巫女2人が「志るしの杉玉」と書かれた木札を取り付けた。祈祷殿でも大杉玉の掛け替えが行われた。
巫女の松原鈴奈さんと浅田礼奈さんは「みなさんのもとにいい酒が届くように祈っています」と話した。