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通学路の見守り、キーホルダー型発信機で 王寺町


小型発信器(左)と端末を手にするオッタの山本文和社長=王寺町


 ホイッスルとしても使えるキーホルダー型の小型発信器を子供のランドセルなどにぶら下げ、登下校時の移動経路を確認する見守りサービスを、王寺町が来年4月から導入する。福岡市のITベンチャー「otta(オッタ)」が開発したシステムで、これまでに全国の16自治体で運用されている。県内では初めて。
 小型発信器の信号を受け取る端末を自動販売機や店舗などに設置するほか、タクシーにも搭載。端末から半径10~30㍍ほどの範囲内を子供が通ると、時間と場所を記録する仕組みだ。専用のアプリをインストールしたスマートフォンでも検知できる。
 町は、コカ・コーラボトラーズジャパンの協力を得て町内30~40カ所の自動販売機に受信端末を設置し、所有するスマホにアプリをインストールするボランティアを募集する計画。
 小型発信器は町内の希望する小中学生に無料配布し、位置情報は保護者の承諾を得た上でオッタと町教委が共有する。保護者は子供が帰宅しないなどの緊急時に、位置情報履歴を無料で確認できる。リアルタイムで情報を確認できるサービスもオッタ側が有料(月額495円)で提供する。
 王寺町では義務教育学校2校の同時開校に伴い、1~9年生(小中学生)の通学路が大幅に変わる。町教委教育総務部の幸田芳和部長は「保護者から登下校の安全を心配する声が多くあり、対策を検討する中でオッタのサービスを知り導入を決めた」と話す。
 オッタの山本文和社長は「平成29年に大阪府箕面市で本格的な運用が始まり、全国に広がってきた。多くの人に使ってもらい不幸な事故をなくしていきたい」と話した。

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