「軽音」日本一目指しバンド練習に熱 奈良育英高
2021年12月22日 産経新聞奈良支局 最新ニュース

奈良育英高校軽音学部のメンバー=奈良市
大阪市内で26日に開かれる「第1回全国高校軽音楽部大会 we are SNEAKER AGES」(産経新聞社など主催、大阪芸術大学など協賛)に関西地区代表として奈良育英高校(奈良市)が出場する。本番を間近に控え、練習に熱が入っている。
同校の軽音楽部には約60人が所属。大所帯だけにコンクールごとに部内でオーディションを行い、グループを編成している。今回の大会には各学年から計12人のメンバーが参加する。
新型コロナウイルスの影響で、練習時間は例年と比べて大幅に減少。地域のコンサートやイベントなどもほとんどなくなり、人前に立つ機会も減った。
だが、リーダーでギターを担当する3年、斉木羽七さんは、「練習時間が短いぶん集中力が増した」と前向き。「個々の良さを引き出し、アレンジも取り入れながら臨みたい。今までやってきた練習の集大成。思う存分やりきりたい」と意気込んでいる。
全国大会はグランキューブ大阪(大阪市北区)で開催され、各地区大会を勝ち上がった代表15校が高校軽音楽部の日本一の座を目指す。