「自分のスタイルつくる」 日ハム1位指名の達投手が抱負
2021年12月27日 産経新聞奈良支局 最新ニュース

荒井正吾知事を表敬訪問した達孝太投手(中央)=県庁
プロ野球のドラフト会議で日本ハムから1位指名された天理高校3年の達孝太投手が、県庁に荒井正吾知事を表敬訪問した。「周りに流されない鈍感力も必要」と荒井知事が激励すると、達投手は「誰かを目指すのではなく自分のスタイルをつくっていきたい」と話した。
表敬訪問後に記者会見した達投手は、最終目標はメジャーリーグでの活躍と表明。ただ「まだそこで戦う権利はない。まずは日本で誰からも認めてもらう結果を出したい」と語った。
ドラフト会議の後に就任が決まった新庄剛志監督については「最初は派手な印象で不安だったが、話すとしっかりした野球の考えをもっていて、すごい人だと思った」とした。
阪神から4位指名された智弁学園3年の前川右京選手も今月、荒井知事を表敬訪問し「開幕1軍を大きな目標として突き進んでいきたい」と抱負を語った。