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「風化させない」阪神大震災の記憶 新聞で授業


阪神大震災の被害を伝える当時の新聞紙面に見入る生徒ら=香芝市


 県立香芝高(香芝市)で17日、阪神大震災の被災経験がある教諭が、当時の新聞紙面を活用して授業を行った。地震発生翌日の朝刊紙面の見出しを空欄にして配布し、生徒が記事を読み込んで見出しを考えた。NIE(教育に新聞を)活動の一環。
 授業をしたのは神戸市長田区出身で被災時は4歳だった川下優一教諭。自身や家族は無事だったが、自宅は半壊した。
 授業では同校1年の38人が地震発生翌日の平成7年1月18日付朝刊のうち、被害を伝える紙面のコピーを複数紙、見出しを空欄にした状態で配布。生徒は「一晩中焼け続けた」「地震によって壊れた日常」などと見出し案を考えて発表した。
 川下教諭は、神戸の再生と鎮魂、希望への思いを込めた復興のシンボル曲「しあわせ運べるように」も紹介。今もこの歌が大切に歌い継がれているとし、「(1・17は)被災者にとって特別な日。震災を記憶し、伝え、風化させないことが災害を防ぐ役目にもなる」と話した。
 授業を受けた角本琳さんは「見出しを考えてみることで震災がより身近に感じられるようになった」、吉井日梨さんは「私の父は神戸市に住んでいて、震災で同級生が亡くなる経験をしている。当時の新聞を見てより身近に感じた。家族で防災について語り合いたい」と話していた。

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