海底火山噴火のトンガに災害義援金を 天理市と天理大が呼びかけ
2022年02月15日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
南太平洋のトンガ沖で先月発生した海底火山の大規模噴火で被災した人たちのため、天理大学と天理市は災害義援金を募っている。
天理大は平成20年からトンガからの留学生を受け入れている。昨年の全国大学ラグビー選手権大会で初優勝に貢献した、シオサイア・フィフィタ選手(現花園近鉄ライナーズ所属)をはじめ、これまでに11人。現在も4人在籍する。
天理大ラグビー部の小松節夫監督は「家族はみな無事との報告を選手から受けている。詳細に語らない家族が多く、選手たちはとても心配している」と話す。
天理大の本館1階ホール、天理市の市役所1階にそれぞれ募金箱を設置している。天理大は義援金特設口座を開設し、大学のホームページに掲載している。
義援金の受け付けは3月15日まで。