電車に児童生徒デザインのヘッドマーク 近鉄天理線の電化100年記念
2022年04月11日 産経新聞奈良支局 最新ニュース

デザインしたヘッドマークを掲げる児童や生徒たち=天理市
近畿日本鉄道は、近鉄天理線(平端―天理、4・5㌔)の電化100周年を記念し、天理市内の小学生と高校生がデザインした記念のヘッドマークを付けた列車を運行している。
同線は大正11年4月に動力が蒸気機関から電気になった。近鉄と天理市は2月、沿線の高校や同市内の小中学校にヘッドマークのデザインを依頼。約70点の応募作の中から、5作品を選んだ。
デザインが採用された市立前栽小学校6年の高田悠斗さんは、「電車が好きなのでとてもうれしい。自分が描いたヘッドマークの電車に乗ってみたい」と笑顔で話した。
西谷恭幸・天理駅長は「次の100年に向けて今まで以上に愛される天理線となるよう、努力したい」と話した。
記念ヘッドマークをつけた列車は同線で1日30~40本運行する。30日まで。