天理市 ウクライナ避難民に市営住宅
2022年04月13日 産経新聞奈良支局 最新ニュース

ウクライナ避難民が入居する市営住宅で準備を進める天理市の職員=同市
ロシアの侵攻を受けたウクライナからの避難民家族3人を受け入れる天理市は、市営住宅の一室を無償提供することを決め、準備を整えた。
3人が入居する市営住宅は約75平方㍍の3LDK。市の職員らが、窓にカーテンを取り付け、ベッドやテーブル、いすなどの家具、冷蔵庫や洗濯機、電子レンジといった生活に必要な家電製品を搬入した。
歯ブラシや皿など生活必需品は、生活雑貨「無印良品」を展開する良品計画(東京)や、奈良市のポーランド陶器専門店「アレグレの森」などが人道支援として無償で提供した。
並河健市長は「いろいろな方が支援してくださり、感謝したい。ご家族が安心して日本で暮らせるよう生活基盤を整えていきたい」と話した。