ゴールの数だけランドセル寄贈 サッカー・奈良クラブ
2022年04月14日 産経新聞奈良支局 最新ニュース

中川雅己会長(右)にランドセルを手渡す都並優太選手=奈良市
日本フットボールリーグ(JFL)の奈良クラブは、今季のホームゲーム15試合で決めたゴール数と同じ数のランドセルを、県内の児童福祉施設などに贈呈すると発表した。
同クラブがランドセルメーカー「カザマ」(桜井市)と協力し、約5年前から実施しているプロジェクト。これまで、県内の約20施設に計50個以上のランドセルを贈呈している。
県庁で開かれたプロジェクトのキックオフイベントで、奈良クラブの都並優太選手が県児童福祉施設連盟の中川雅己会長にランドセルを手渡した。
都並選手は「子供たちの生活に彩りを与え、笑顔にすることができればうれしい。昨シーズンのホームゲーム20点を超えたい」と話した。中川会長は「ランドセルをもらうと子供たちは大喜びしている。がんばって点を取ってほしい」とエールを送った。