下がり藤が見頃に 春日大社
2022年04月22日 産経新聞奈良支局 最新ニュース

春日大社の「砂ずりの藤」=奈良市
「下がり藤」が社紋となっている春日大社(奈良市)で、藤の花が見頃を迎えている。境内には房が1㍍ほどになる「砂ずりの藤」も。甘い香りが参拝者らを楽しませている。
藤原氏の氏神でもある春日大社にとって藤はゆかりが深く、巫女のかんざしになるなど象徴的な花だ。大社萬葉植物園では、早咲きから遅咲きまでの20品種約200本の藤が順に開花している。
見頃は5月上旬までといい、植物園の担当者は「今年は例年より1週間ほど開花が早く、咲き具合もいい。密にならないように観賞していただきたい」と話している。
萬葉植物園は一般500円など。問い合わせは同園直通(080・1502・9998)。