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気軽に文化楽しもう 天理に「なら歴史芸術文化村」


公開されている文化財の修復作業=天理市のなら歴史芸術文化村


 県が3月末に天理市杣之内町にオープンした「なら歴史芸術文化村」は、文化財の修復現場を無料で気軽に見ることができるのが最大の売りだ。施設全体を「道の駅」と位置づけ、農産物直売所やホテルも併設しており、観光拠点としての役割も期待されている。
 同村の面積は約2・4㌶で日本最古の道とされる山の辺の道に近く、日本書紀に登場する石上神宮や、古代豪族・物部氏と関係が深い杣之内古墳群に囲まれた歴史深いエリアに総工費約100億円を投じて整備した。
 4棟の建物で構成。中核的な存在が文化財修復・展示棟だ。仏像彫刻、絵画・書跡、歴史的建造物、考古遺物の4つの分野で、修復作業をガラス越しに見学することができる。
 コンセプトは「対話型鑑賞と体験」。同村歴史文化係の岡見知紀主査は「ナビゲーターの専門職員が来訪者の『なぜ?』に答え、その対話から気づきを得て、より深く観察してもらう」と狙いを説明する。
 入館料だけでなくワークショップ参加費も無料。4月17日まで開催された開村記念特別展「やまのべの文化財」で三角縁神獣鏡を磨くワークショップに参加した葛城市の大学院生、山田尚生さんは「一心不乱に磨きを入れる作業は集中力を問われながらも楽しめた。地道な作業が修復につながることを垣間見た気持ち」と話していた。
 岡見さんは「普段は博物館や美術館に訪れない人が、ふらりと立ち寄って楽しめる施設を目指していきたい」と意気込む。
 このほか、芸術文化体験棟では、現代アート作家の作品展示と、ワークショップを開催。交流にぎわい棟には農産物直売所や飲食店も。同村の西隣には、全国で「道の駅ホテル」を展開する「フェアフィールド・バイ・マリオット」ブランドの「奈良天理山の辺の道」(室)がオープンした。
 同村の総括責任者、福原稔浩さんは「多くの人が奈良に訪れるきっかけになるようにPRしていきたい」と話している。

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