「なら燈花会」 3年ぶり有観客で8月開催
2022年05月25日 産経新聞奈良支局 最新ニュース

令和元年の「なら燈花会」の様子(なら燈花会の会提供)
奈良公園一帯をろうそくの灯で彩る夏の風物詩「なら燈花会」について、主催するNPO法人「なら燈花会の会」は、8月5~14日に3年ぶりに観客を入れて実施すると発表した。
なら燈花会は、平成11年に始まり今年で24回目。奈良公園などに約2万本のろうそくを灯し、幻想的な光景を演出するイベントだが、新型コロナウイルスの影響で一昨年と昨年は無観客での開催とした。
今夏は、例年の10会場から、奈良公園周辺の7会場に限定し、約1万2千本のろうそくを灯す予定。担当者は「燈花会を待ち望んでいる方々の期待に応えたい。幻想的な灯にほっこりし、元気になってもらえれば」と話している。
点灯は午後6時半~午後9時。点灯準備や片づけを行うボランティアを6月1日から募集する。問い合わせは事務局(0742・21・7515)またはホームページ(https://www.toukae.jp)。