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奈良市消防に初の女性通信指令員 背戸仁美さん


通信指令の業務に従事する背戸仁美さん=奈良市


 奈良市消防局に今春、女性初の通信指令員が誕生した。消防司令補の背戸仁美さん(45)。119番通報を受け付け出動指令を出す。SOSの砦となる持ち場で「市民からの助けを求める声を的確に受け取り、救助隊員へ確実につなげたい」と気を引き締めている。
 大阪の会社で事務職として働いていたが、高校の先輩が救急隊員になったと聞き、「自分が救急車で運ばれたとき、女性隊員がいたら安心する」と思い、転職を決意。平成16年に同市消防局に入った。
 主に救急救命士として約年間救急隊に所属。昨年度は消防隊として火災現場にも出動し、「火災現場で隊員が求める情報も把握できるようになった」。
 そして今年4月、119番通報を受け付け、出動指令を出す司令課に配属。通信指令員は8人が3交代勤務で24時間働くが昨年度、女性用の宿泊設備が整備されたことで勤務が可能に。電話口で救急措置を伝える通信指令員は救急の知識も必要で、背戸さんに白羽の矢が立った。
 最も難しいと感じるのは通報者から住所や年齢、症状といった基本情報を聞き取ること。通報者は動転して早口になりがちで、聞き取りにくいケースも多い。そんな場合でも「私は話し方がゆっくりなので、安心感を与えられる」と話す。「2人の娘の母親でもあるので、『赤ちゃんが泣き止まない』『ミルクを飲まない』といった通報には、実体験から対応できる部分もある」
 目標は幅広い視野で、冷静に対応する通信指令員になること。「消防士や救急救命士を目指す女性が増えるようにがんばりたい」と力を込めた。

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