奈良市子どもセンターに玩具寄付 セントラルFC
2022年07月19日 産経新聞奈良支局 最新ニュース

奈良市の仲川げん市長(右)に目録を手渡す神田保雄さん=同市役所
3月に35年の活動を終えた奈良市の少年サッカーチーム「セントラルFC奈良」が、これまでに活動資金として集まった寄付金の一部約万円で、シャベルやバケツが入った砂場遊びセットやブロックといった玩具、柔らかく子供のケガを防止するマットを購入し、同市子どもセンターに寄贈した。
4月の閉部式で、長年チームを率いてきた神田保雄監督が「寄付金を未来の子供たちのために役立てたい」と保護者やOBらに提案、了承を得た。市に相談のうえ、同センターに砂場セットやブロックなどの玩具を贈った。
市役所の寄贈式で、神田監督と出席したチーム代表の高橋元明さんは「1日でも早く、子供たちの日常生活がコロナ前に戻ること願っている」と話し、仲川げん市長は「チームが解散したことは残念だが、子供たちへの思いをしっかり引き継いでいきたい」と述べた。