大和高田の日本語学校 入国制限緩和で入学式
2022年07月20日 産経新聞奈良支局 最新ニュース

入学式に臨む留学生ら=大和高田市
外国人留学生らに本格的に日本語や日本文化について講義する奈良国際日本語学校(大和高田市)で、入学式が開かれた。コロナ禍で外国人の入国が制限されたため休校となっていたが、5月の制限緩和でネパールやインドネシアなどからの留学生48人が出席し、決意を新たにした。
同校を運営する公益社団法人まちづくり国際交流センター(橿原市)の吉田浩巳理事長が「日本文化への理解も深めて、将来、日本と母国の懸け橋になってほしい」と学生を激励した。
新入生は18~27歳。代表のウディタ・デーワップリヤさん(25)=スリランカ=は、「毎日しっかり勉強し、日本人の友達と交流し、日本の文化や考え方を学びたい。将来、日本でよい仕事ができるようになりたい」と述べた。
同校は令和2年に設立認可を受けたが、新型コロナウイルスの影響で昨年予定していた開校が遅れていた。