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「自分信じて挑戦を」パラアスリート山本さんが特別講義 関西中央高


関西中央高校の生徒らを前に講演する山本恵理選手=桜井市


 パリ2024パラリンピック出場を目指すパワーリフティング女子55㌔級の山本恵理選手(39)が、関西中央高校(桜井市)で特別講義を行った。山本さんは、自身の経験を振り返りながら「自分の可能性を信じて挑戦することが大切」と生徒たちに呼びかけた。
 先天性二分脊椎症のため生まれつき足が不自由な山本さんは、9歳から始めた水泳でパラ近畿大会や日本選手権に出場。平成28年からはパワーリフティングに取り組み、東京パラリンピック2020開催前のテストイベント(令和元年)で女子55㌔級1位となり、日本記録を更新した。
 関西中央高での講義には2、3年の生徒計108人が出席。山本さんは動画やクイズも交えながら、自身の経験を語った。
 山本さんの人生観を大きく変えたのは、低温やけどで高校を1年間休学し入院した病院での出来事だったという。食堂で入院患者たちと談笑していると、その姿を見た車いすの男性から「とても楽しそうな様子に生きる力をもらった」と声を掛けられた。
 「いつも人に助けてもらい『ありがとう』と言うばかりの人生の私が、生きているだけで価値があることに気づかされた」と振り返った。
 また、アスリートとしての経験から「できないことに力を注いで挑戦するより、できることを極めることが強くなる近道」と笑顔で話した。
 3年の野中綸人さんは「生きているだけで価値がある、という言葉に勇気づけられた」と話した。
 講義は日本財団「パラスポーツサポートセンター」の教育プログラム「あすチャレ!ジュニアアカデミー」の一環。パラアスリートの話から「自分にできることは何か」を考えてもらうのが狙いで平成30年に始まり、これまでに全国で8万人以上の児童生徒が受講したという。

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