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けが防止に衝撃吸収フローリング 県産木材で新製品


県森林技術センターなどが開発したスギ、ヒノキの衝撃吸収フローリング=奈良市


 家の中で転倒してけがをするリスクを減らそうと県森林技術センター(高取町)と県内の木材業者ら5社が、県産のスギやヒノキを活用した衝撃吸収性に優れたフローリングを開発した。高齢者住宅や高齢者施設で利用してもらおうとアピールしている。
 新製品は、板の裏にクッション材を貼り合わせたもので、厚さ約1.5㌢。木材部分は無垢材で、美しい木目と爽やかな木の香りが特長という。床の硬さを表す「G値」は、スギ板の製品が56~80G、ヒノキ板製品が66~84Gと通常の板の半分程度。高齢者施設や体育館、幼稚園などの床で基準となる100G以下を満たし、一部は柔道場の床に求められる65G以下にも対応する。
 同センターと業者は、昨年4月に共同開発を始め、衝撃吸収能力や強度、コストを考慮し、5種類のクッション材から最適な組み合わせを選んだ。価格は衝撃吸収性能がない製品の約1.3~1.5倍と割高となる。
 県内の高齢化は全国平均より早いスピードで進行し、令和7年の高齢化率は32.6%(全国平均30.0%)に達すると予測されている。政府の高齢社会白書によると、高齢者が「介護が必要になった主な原因」で骨折・転倒は12.5%を占める。
 国内では戦後に植樹されたスギやヒノキが伐採時期を迎えている。同センターの担当者は、新製品を通じて「県産木材の需要拡大にもつなげていきたい」と話した。

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