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心に安らぎを 写真家、野口さんが「東北の花写真展」 


奈良市子どもセンターへ寄贈予定の「花咲く未来へ」と野口勝宏さん


 東日本大震災で被災した福島県郡山市に住む写真家、野口勝宏さんの作品展「東北の花」が、奈良市春日野町の「ならや東大寺店」2階のギャラリーで開かれている。野口さんは「花で心を救われた経験から、写真を撮り始めた。多くの人に花の力を感じてもらい、安らいでほしい」と話している。
 写真展は奈良ロータリークラブのメンバーで、刃物老舗、菊一文珠四郎包永(奈良市)の社長、柳沢育代さんが中心となって企画した。柳沢さんは約4年前、米ニューヨークであった野口さんの写真展を訪れ、「野口さんの花の作品には、人の心を癒やす力がある」と感じた。
 これまで東日本大震災の被災者の支援にあたってきた柳沢さん。「奈良でもぜひ写真展を開いてほしい」と野口さんに提案し、実現した。
 野口さんは震災で自宅の一部が壊れ、先が見えない不安な生活を送った。そんなとき「いつもと変わらずに咲いていた花が希望を運んでくれた」。以降、本格的に福島県内の花を撮影するようになった。
 コスモス、パンジー、バラ…。展示しているのは、福島の花の写真点。想像力をふくらませてもらうため、背景はあえて白やピンクの無地とし、花の生き生きとした姿を伝えている。
 「子供たちにも花で元気になってほしい」(野口さん)という思いから、作品のうち、ヒマワリやコスモスなど明るい色の花を集めて写した「花咲く未来へ」は、展示後、奈良市子どもセンター(同市柏木町)に寄贈する予定だ。
 野口さんは「子供たちの明るい未来に思いを寄せた作品。生きることの大切さや勇気が伝わることを願っている」と話している。
 写真展は入場無料。12月11日まで。午前10時~午後5時。金曜は休み。問い合わせは、菊一文珠四郎包永本店(0742・26・2211)。

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