本格インドネシア料理に挑戦 奈良文化高校
2022年09月21日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良文化高校(大和高田市)が、在大阪インドネシア総領事館のコックを招きインドネシア料理を学ぶ授業を行った。3年生22人がスパイシーな焼き飯「ナシゴレン」、鶏肉とセロリが入った「キムロ・スープ」、バナナとチョコレートをチーズで巻いた揚げ春巻きの3品の作り方を学んだ。
試食の際には、インドネシアの歴史なども学習。西辻妃菜さんは、「知らない調味料がでてきて、とてもおもしろく、おいしかった。将来、インドネシアに一度訪れてみたい」と話した。
授業は、料理を通して異文化を学んでもらいたいと同校が総領事館に依頼して実現した。インドネシアに教員として赴任したことがあるという同校の京兼純・理事長特別補佐は「インドネシアは多民族国家で、代表的な料理も、地域によって味付けが異なる。多様性に富む豊かな食文化を、生徒らに知ってもらえたら」と話した。