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空襲被害を調査、マップ作成 帝塚山大


戦跡フィールドワークでガイドを務める帝塚山大学生ら=奈良市


 帝塚山大学(奈良市)の学生が先の大戦で空襲を受けた場所の記録を拾い上げて県内の「戦跡デジタルマップ」を作成したところ、これまで考えられていた数より多い被害があったことが判明した。大学側は「教育現場で平和学習の教材に活用してほしい」としている。
 マップの作成に取り組んだのは、法学部の末吉洋文教授(国際法、平和学)とゼミ生8人。戦争体験記や学校史、市町村史などから県内の空襲被害の情報を丹念に収集し、マップに落とし込んだ。
 末吉教授によると、これまで県内の空襲の被害数は、資料によって数字が異なっていた。だが、今回の調査で、空襲は少なくとも91件(90カ所)、死者は40人に上り、従来知られていたよりも多いことが判明した。
 マップでは、空襲被害の場所のほか、戦跡など約1300カ所を紹介。高射砲陣地があったという二上山雌岳や学童疎開を受け入れた寺院などの写真や説明を見ることができる。
 今夏には奈良市内でゼミ生がガイドを務め、軍事教練が行われた寺や防空壕などを巡る戦跡フィールドワークを行い、参加した高校生らに説明した。
 末吉教授は「県内でも戦争の爪痕が多くあることをマップを通じて、知ってほしい」と話している。
 デジタルマップは末吉教授のゼミのサイト(https://sueyoshi0.wixsite.com/tzk-peacestudies)で見ることができる。

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