はかまと着物ファッションショー 近大奈良キャンパス
2022年10月5日 産経新聞奈良支局 最新ニュース

千鳥格子にバラの花模様をあしらった着物を紹介する学生=奈良市
来春の卒業式用のはかまや着物を紹介するファッションショーが、近畿大学奈良キャンパス(奈良市)で開催された。女子学生らがモデルとなり、最新デザインのはかまと着物を紹介した。
ファッションショーは、近大生活協同組合の主催で平成27年から東大阪キャンパスで毎年開かれているが、奈良キャンパスでは初めて。レンタル衣装会社3社がはかまと着物を用意し、約400着をそろえた展示会も開いた。
ショーでは、女子学生らが流行色や幾何学模様などを取り入れた最新デザインの着物に身を包んで登場。抹茶色とクリーム色のうろこ柄に大ぶりなコスモス柄を配した着物を着た大学院生、神谷南楓さん(23)は「昨年、私が大学の卒業式で着た着物と違って、落ち着いたデザイン」と語った。ミントグリーンのはかまを着た3年生、大西穂乃香さん(20)は「こんな色目は滅多に着ないから新鮮だった」と笑顔を見せた。