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スマホで石碑くっきり判読 「ひかり拓本」アプリ開発へCF、奈文研


ひかり拓本の技術で撮影した石碑の画像


 奈良文化財研究所(奈良市)などは、石碑を撮影し画像処理することで文字を読み取る「ひかり拓本」のスマートフォン用アプリを開発するのに必要な資金を調達するためクラウドファンディング(CF)を始めた。石碑に刻まれた災害や歴史に関するメッセージを、多くの人が手軽に読み取れるようにしたいという。CFは12月2日まで。
 石碑は全国各地の社寺や観光地、道路周辺などに見られ、先人が伝えたかったさまざまな記録が刻まれている。ただ、年月の経過とともに風化し、判読が困難なものも多くある。碑に紙を貼って墨で転写する「拓本」や、斜めに光を当てて影をつくって読み取る方法もあるが、それぞれに難点があった。
 奈文研の上椙英之研究員は、より明瞭に判読できる新技術の開発に取り組み、平成28年にひかり拓本のソフト開発にたどり着いた。
 石碑の文字や文様に、さまざまな角度から光を当てて撮影し、できた影から画像を合成する技術で、奈文研などのチームはこれを使って東日本大震災の被災地にある石碑などを調査。岩手県宮古市にある石碑からは「此処より下に家を建てるな」といった文字がより鮮やかに判読できたという。
 スマホ用アプリにすることで研究者以外にも広く普及させたい考えで、今年度中の公開を目指す。郷土史の研究や、地域の防災などに生かすことを期待している。CFの目標額は380万円。寄付はサイトの「READYFOR」で受け付けている。

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