夢は五輪で金メダル 櫟本小5年、山岡さん
2022年10月17日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
小学校5年~中学生の大会「第9回全日本UJボクシング王座決定戦」に出場し、小学生女子37㌔級で優勝した天理市立櫟本小5年の山岡乙葉さん(10)が、同市役所に並河健市長を表敬訪問。成績を報告し「将来の夢はオリンピックで金メダルを取ること」と語った。
同大会は日本ボクシング連盟が主催し、水戸市のアダストリアみとアリーナで8月に開かれた。山岡さんは天理市田町の「セイワジム」所属。西日本代表として出場し、東日本代表の北海道の選手を5-0で破り、圧倒的な強さで優勝した。
山岡選手はダイエット目的でボクシングを始めた父親の影響で、小学1年のときからトレーニングを続けている。昨年、初めて出場した大会で負けたことで一念発起し、父親と考えた基礎トレーニングや体幹を鍛える練習メニュー12種類を取り入れた。それ以降、練習試合でも負けなしだという。
並河市長との面談ではグローブをつけてコーチとともにスパーリングを披露。「入江聖奈選手のようなボクサーになりたい」と目を輝かせた。