大門松がお目見え 大神神社で迎春準備
2022年12月14日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
大神神社(桜井市)境内の二の鳥居前に13日、高さ約5㍍の大門松が設置された。拝殿前の大注連縄(長さ約8㍍、重さ約400㌔)も掛け替えられ、迎春準備が進んでいる。
大門松は、県花き植木農業協同組合(田原本町)が「立派なものを飾ってもらいたい」と毎年奉納を続けており、25回目。
この日は雨が降る中、午前8時半ごろから組合員8人がクレーン車などを使って設置作業を開始。およそ2時間半かけて、直径約1・2㍍の円柱形の土台に県内産の松・竹・梅を取り付け、ナンテン、葉ボタンで彩りを添えた。来年1月15日まで飾られる。
松田登貴也・代表理事組合長は「来年こそ新型コロナウイルス禍が収束し、皆さん健康で、商売繁盛のよい年となるよう願いを込めました」と話した。