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修理中の文華殿公開 橿原神宮


壁や床が外され、骨組みだけの状態となった文華殿


 橿原神宮(橿原市)は、老朽化に伴い修理をしている国の重要文化財・文華殿(江戸時代後期)を報道関係者に公開した。
 文華殿は、天理市にあった柳本藩の御殿の一部で、大書院と玄関からなる。天保15(1844)年の建築で、明治以降は小学校校舎として利用され、昭和42年に橿原神宮境内に移築された。屋根瓦が劣化したり礎石が沈下したりするなど老朽化したことから、県文化財保存事務所が令和2年6月から6年計画で修復作業を進めている。
 今回は、地盤強化のために建物を持ち上げる揚屋工事の状況を公開。重量を落とすため壁や床が取り除かれ骨組みだけになった建物の柱を鉄骨で挟み込んで固定し、18基のジャッキで礎石部分から建物全体が約1㍍持ち上げている。今後はいったん礎石を取り除いてコンクリートの基礎を新設し、来年度には再び礎石の上に柱が建つよう建物を下ろす作業を行う。
 柳本藩は、織田信長の弟で茶人として知られる織田有楽斎(長益)の五男、尚長が初代藩主。修理を担当している同事務所・橿原神宮出張所の山下秀樹主任は「城を持つことが許されない1万石の大名としては豪華な建築。一方で屋根の部材など見えない部分では加工の必要がない丸太を使うなど、財政が豊かではなかった藩の苦心がうかがえる」と話した。

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